INTERVIEW
選手インタビュー
所イズムを背負って──長野将大、金井戦の反省と水谷戦への決意(2025年2月15日にGRACHAN放送局で配信済みです)
聞き手:岩崎ヒロユキ
ゲスト:長野将大(所プラス)
岩﨑: 今週のゲストは、2週連続で「所プラス」から登場です。長野将大選手に来てもらいました!よろしくお願いします。
長野: お願いします!
岩﨑: じゃあまず、前回の試合を振り返ってもらいましょうか。金井一将選手との再戦、どうでした?
長野: 正直、組みにこだわりすぎちゃったなと思います。試合の序盤で力を使いすぎてしまって、ポジションも取られて……。最後の方は少しチャンスもあったんですが、もう少し早く仕掛けていればという反省が残りました。
岩﨑: その仕掛けって、狙っていた動き?
長野: そうですね、普段から使っている技で、バックをキープしながら抜けていく形です。ああいう仕掛けは、所さんが試合でやってるのを見て覚えた感じですね。
岩﨑: 前半はちょっとポイント取られすぎた印象もあったけど、改めて反省点や良かった点を挙げるなら?
長野: 反省点は、もっと打撃も出せばよかったなと。MMAなんで、バランス良く戦わないといけないなと感じました。良かった点は……今回は正直、あまり自分の中ではなかったです。
岩﨑: 周囲の反応はどうだった?
長野: 所さんは心配してくれていましたね(笑)。他の方々からも、「もっと仕掛けるの早くてもよかったよ」とか、アドバイスをたくさんいただきました。
岩﨑: 金井選手と2回やってみて、どこが一番強いと感じた?
長野: 壁際の対応とか、逃げ方のうまさですね。自分が技を仕掛けても、すごく冷静に潰してくる。対応力が高い選手です。
岩﨑: 同じフライ級の小田魁斗選手 vs 道端正司選手の試合も観てたと思うけど、どう見た?
長野: 小田選手がすごくコントロールしてて、「強いな」と素直に思いました。道端選手も体が強そうでしたけど、小田選手が隙を与えずに試合を作ってた印象です。
岩﨑: ああいう戦い方って、自分の理想に近い?
長野: はい、しっかり試合を組み立てて、チャンスが来たら決める。そういうスタイルが自分の理想ですね。
岩﨑: そして早くも次の試合が決まりました。3月の大会、もうちょっと休みたかったとかは?
長野: 全然ないです!怪我もなかったですし、早く試合がしたかったので嬉しいです。
岩﨑: でも、所さんはちょっと心配してたみたいだよ(笑)。
長野: そうなんですか?それは知りませんでした(笑)。
岩﨑: 今回の相手は水谷健人選手。どういう印象?
長野: 組が得意な選手という印象です。下からの展開とか、コツコツと形を作ってくる感じですね。でも、自分が取られるとは思ってないです。
岩﨑: どんな試合になりそう?
長野: 最後は組の展開での決め合いになると思います。しっかり自分の展開に持ち込んでフィニッシュを狙いたいですね。
岩﨑: じゃあ、今年の目標は?

長野: 負けないこと。しっかり練習して、たくさん試合をこなしていくことです。
岩﨑: 次にやってみたい選手は?
長野: ランキングに入ってる選手たちとはやってみたいですね。小林大介選手や平野選手、宮内選手ともまだやってないので、チャンスがあればどんどんやりたいです。
岩﨑: 平野選手との対戦はあり得そうだね、近いうちに。
長野: そうですね。ぜひやってみたいです。
岩﨑: それじゃ最後に、今回の試合への意気込みをお願いします!
長野: 前回は負けてしまったので、今回は絶対にフィニッシュで勝ちたいと思ってます。判定ではなく、KOか一本でしっかり決め切る。応援よろしくお願いします!
岩﨑: 今週のゲストは、所プラスの長野将大選手でした。ありがとうございました!
長野: ありがとうございました!
岩﨑: それでは、また来週お会いしましょう。さようなら!