INTERVIEW
選手インタビュー
水谷健人、覚醒の証明へ──“泥臭くても勝つ”3連勝を狙う一戦(2025年3月1日にGRACHAN放送局で配信済みです)
聞き手:岩崎ヒロユキ
ゲスト:水谷健人(リバーサルジム新宿Me,We)
岩﨑: はい、今週のゲストは初登場!水谷健人選手です。よろしくお願いします!
水谷: よろしくお願いします!
岩﨑: この放送局のことは知ってましたか?
水谷: はい、知ってました。知ってましたけど、出るのは初めてです(笑)。
岩﨑: 修行を積んで、移籍もして、最近は2連勝。しかもどちらも一本勝ちだよね。最初はなかなか勝てなかったと思うけど、心境の変化とかあった?
水谷: そうですね。移籍してから、世界やRIZINで戦っているような意識の高い選手たちと練習する中で、気が引き締まりました。若いアマチュア選手も「ここから成り上がるぞ」っていう熱意があって、刺激を受けましたね。
岩﨑: 気合いが入った、と。
水谷: そうですね。練習の時点で「負けられない」って気持ちがすごく強くなりました。あと、柔術も本格的に取り組むようになって、大会にも出ています。試合がない時期でも経験を積めて、自信につながってます。
岩﨑: 心のベースも強くなってきたんだね。
水谷: はい。前は「この練習で大丈夫かな」ってどこかで思ってましたけど、今は「絶対いける」と思えてます。
岩﨑: 山崎代表にも言いました。「もうデビュー戦レベルの相手じゃなくていい」と。で、今回の相手が長野将大選手。
水谷: はい、試合オファー来た時は「強い選手来たな」と思いました。簡単にはいかないだろうなって。
岩﨑: 長野選手は完全グラップラー。今まで培ってきた自分の寝技がどこまで通用するか、いいテストになるよね。
水谷: そうですね。彼の動きに噛み合って、すごく面白い展開になるんじゃないかと思ってます。乗り越えられたら自信にもなりますし。
岩﨑: 分析は?
水谷: 抑え込みよりも、ポジションを気にせずどんどん極めにくるタイプですね。アームロックや膝十字とか。油断すると一発持っていかれるので、対応力が大事です。自分の得意な寝技を出して、一本、または何かしらの形で勝ちたいですね。
岩﨑: チームでも対策してる?

水谷: はい、試合映像を見ながら、気をつけるべきポイントをチーム全体で共有して、意識しながら練習してます。
岩﨑: 代表の山崎さんは何て?
水谷: 「厄介な相手だな。でも今の練習を信じていけばいける」って言ってくれました。「意味のある相手。ここを乗り越えれば大きい」って。
岩﨑: じゃあその先、対戦相手の予想とか希望ってあった?
水谷: 実は、同じ大会に出てた鈴木嵐選手か二宮選手と当たるのかなと思ってました。立ち位置も近いかなと。でも長野選手と聞いて「おお、飛び越えたな!」って(笑)。
岩﨑: でもね、今のフライ級ってGRACHANめちゃくちゃ熱いから。小林大介選手、宮内拓海選手…ライバルは多いよ。
水谷: そうですね。でも勝ち続ければ、タイトルも見えてくると思ってます。
岩﨑: では、最後に試合への意気込みをお願いします!
水谷: はい。前回一本で勝てましたが、今回は楽に勝たせてくれる相手ではありません。自分の武器を信じて、守りに入らず、全力でぶつかります。泥臭くても、絶対に勝ちにいきます!
岩﨑: 今週のゲストは水谷健人選手でした。ありがとうございました!
水谷: ありがとうございました!