INTERVIEW
選手インタビュー
格闘技と漁業の二刀流:能登崇選手の新たな戦い(2024年7月20日にGRACHAN放送局で配信済みです)
聞き手:岩崎ヒロユキ
ゲスト:小田魁斗選手
岩崎: 今週のグラチャン放送局のゲストは、能登崇選手が来てくれました。よろしくお願いします。
能登: よろしくお願いします。
岩崎: 復帰してから一回出てもらったっけ?
能登: 復帰してから二戦させてもらいましたね。
岩崎: じゃなくて、放送局。
能登: いえ、初です。
岩崎: あれ、昔。出たっけ?
能登: 初めてです。
岩崎: そうだっけ。いやー。でも、こんな北海道に、釧路に、しかもケージがあるなんて素晴らしいですね。
能登: いや、もう本気です。
岩崎: 一度半分引退したのかな?ぐらい仕事がすごい忙しかったんだよね?あの時。
能登: そうですね。
岩崎: なんかお母さんお亡くなったんだっけね。あの時、一人でさ、冬は石油やったり、いろいろやってたもんね。
能登: そうですね。燃料を配達して、夏は昆布漁で。って感じだったです。
岩崎: 皆さん。あれなんですよ。能登選手は漁業系の仕事をされてましてね。それで社長でやってて。あの時期はちょうど忙しくて、仕事に集中しようと離れた感じかな?
能登: あの時は仕事が忙しかったのが、年々忙しくなってきてて、ちょっと格闘技に時間が注げなかったので、厳しいなっていうのが。練習は継続はしてたんですけど、一回離れてましたけど、でも一年ぐらいは離れたかもしれないです。
岩崎: 今は社員とかいるの?
能登: 今、自分の息子が後継ぎで。
岩崎: 何歳?息子さん。
能登: 20歳ですね。
岩崎: 随分早く結婚したの?
能登: はい。20歳で結婚したんで、それで全部大体任せられるので。もう格闘技に本当に今までで一番ぐらい時間を注げるというか。
岩崎: 今からの時期忙しい。夏は?
能登: まあでも大体年間で平均的に仕事はあるんですけど。でも息子が来てくれたんで、全然。
岩崎: 昆布漁でしょ。今。
能登: 昆布ですね。
岩崎: どんな作業なの基本やってるのは?
能登: 昆布を船にわーって乗せて、スラブに乾燥させる。でしょ。石の小さい石が引いてある看板ってあるんですけど、そこの上に昆布を並べていって、乾燥させると天日干しで乾かす。で、その後倉庫にしまって、重さを一本一本の重さを測って、等級分けするんですよね。太いやつとか黒いやつとか、あとちょっと色が悪いとかなると東京落ち行ったりとかする。分けて、箱に詰めて、出荷ですね。
岩崎: すごいね。面白いな。
岩崎: そっか。じゃあちょっと復帰戦から初戦を振り返ってみますけど、初戦、あれ。初戦誰だっけ。ビラル選手?
岩崎: じゃあ、やってみてビラル選手はどうでしたか?
能登: いやーやっぱり上手でしたね。もう試合運びもそうですし、冷静だし、強手間強いですよね。勉強になります。
岩崎: うち来たのが、まだ去年とかおととし。去年かなパンクラスで勝てなかったんですよ。でも、日本拳法出身だけども、完全に今ではMMAファイター、ビラル選手はなんか完成されてきたんだなと思って。
能登: すごいですね。力が。なんかやっぱ不意に入られたというか、打撃でくるのかなと思ってたんで、日本拳法だったんで、打撃で来るのかなと思って。なんか過去の試合って、打撃が割と多めだったので、打撃で来るのかなと思ってたんで、そこの不意でこう倒されたのが、ちょっと悪かったなっていう感じですかね。
岩崎: もう柔術もグランドも何でもできるもんね。
能登: いやー強いですね。
岩崎: まあ、でも初戦がね。そんな感じでしたけど。次、ダリ選手はどうでした?
能登: そうですね。いやー、もっと行けばよかったなって感じでしたね。もっと手数出していって。ただ近づくとやっぱりダリ選手もパンチ早いし、合わせてくる感もあったので、なかなかこうガンガン行けなかったんですけど。でも行けばよかった。
岩崎: あの時結構練習不足だったから、勝てるチャンスっぽかったね。
能登: そうなんですか。
岩崎: 能登選手が強かったのもあるけど、ダリも練習不足だったから実力的にはいけたんじゃないかなと思ったんですよね。あれ、延長だっけ?
能登: そうです。延長で、テイクダウンされて。そうですね。足引っ掛けられ捕まって、転んじゃって、上からゴツゴツされてましたね。
岩崎: 地元の仲間じゃダリの名前は知ってる人いたんじゃない?
能登: 有名ですからね。そうですね。惜しかったですね。また試合決まったら行きますって言ってくれたり。
岩崎: 昔、釧路大会やったけど、盛り上がったけど今格闘技は釧路どうなの?
能登: そうですね。ジムやってみて思ったのが、格闘技やりたい人がいるんだなっていうのと、格闘技好きな人もいるなって思いました。会員さんも増えてますね。会社も徐々に増えてきています。なので、早坂のところも安定してたり、ボクシングジムもあったりするので、このまま継続していってPRしていきながら格闘技が盛んになっていけば最高だなって感じです。
岩崎: 近隣の地区にもケージ置いてるジムがないから、練習行っていいですかとか、そういうのもあるの?
能登: そうですね。僕らのジムにも来てくれますね。
岩崎: じゃあ、今回ね、連戦続いて大阪でやりますけど、相手の印象はどうでしょう。
能登: そうですね。やっぱりまた強いなっていう感じですよね。打撃寄りなのかなと思いますけど、コブラ会の選手なんで、組み技もやってるだろうし、組んでくることも考えながら。自分も今までより練習できてるんで、全力で勝ちたいなと思ってます。
岩崎: 青木選手もまだプロ成績は少ないんだけど、結構アマチュアをかなりやってきた選手で、アマ修斗とかも出てました。GRACHANチャレンジも出てて、そこでプロ昇格した感じなんだけど、大阪はちょっと遠いけど、でも渡航費も大きく変わんないもんね。
能登: そうですね、若干上がるぐらいですかね。あのピーチで行けば安かったのかもしれないですけど、お盆明けだったんで、ただ取れなかったら困るなっていうので、まだピーチ開始する前に予約しちゃって。一回東京行ってから乗り継ぎで行くことがあったんで、若干高くなって。
岩崎: もう今ウェルター級も選手が徐々に増えて、ウェルター級って日本人はそんなに多くないからね。あれなんですよ。山田選手知ってますか?
能登: この間の試合も見させてもらったり、強いなと思いました。
岩崎: 昔はもっと強かったんだけど、やっぱりブランクがちょっとあるみたいでさ。そっかそっか。じゃあ、グラチャン放送局を見ている方々へ、自分のどういうところを見てほしいとか、メッセージがあればお願いします。
能登: そうですね。もともとはストライカーなので、今回の試合では打撃の手数も出していこうかなと思ってますし。あとは打撃と組み技も想定されるだろうし、MMAで戦って、今回こそはチャンスをものにしたいなと思ってますので、応援よろしくお願いします。
岩崎: 今週のゲストは能登崇選手でした。ありがとうございました。ではまた皆さん、来週お会いしましょう。さよなら。
岩崎:今週のゲストは能登崇選手でした。ありがとうございました。ではまた皆さん、来週お会いしましょう。さよなら。