鍵山雄介選手選手：20年の格闘技人生を背負い、ラストチャンスに挑む覚悟（2024年9月25日にGRACHAN放送局で配信済みです）

今週の「グラチャン放送局」には、20年以上にわたる格闘技キャリアを持つ鍵山雄介選手が登場しました。これまでの道のりや、今回の試合に向けた想い、さらには家族や仲間たちとの絆について語っていただきました。

聞き手：岩崎ヒロユキ
ゲスト：鍵山雄介選手

岩崎： 試合に向けた調子はいかがですか？順調に準備は進んでいますか？

鍵山： はい、順調です。少しケガもありますが、私はいつもそれを気にせずやるので（笑）。ただ、今回の試合に対する周りの反響がこれまで以上に大きいですね。正直、こんなに注目されるとは思っていなかったので、ちょっと驚いています。

岩崎： 普段の試合と違って反響が大きいんですね。やはり対戦相手の影響ですか？

鍵山： そうですね、相手が有名な選手ということもあって、格闘技に詳しくない人たちからも「今回の試合、見に行くよ」という声をもらいました。Abemaで特集された影響が大きいんでしょうね。普段はRIZINしか知らないような人たちまで興味を持ってくれています。

岩崎： 普段は格闘技を見ない層にも届いているんですね。それは嬉しいですね。

鍵山： はい、すごく嬉しいです。普段はあまり試合に足を運ばない人たちも、「今回は応援に行く」と言ってくれているので、やっぱり注目度が違うなと感じます。

岩崎： 対戦相手についてどう感じていますか？

鍵山： 彼は勢いがありますね。ここ最近の試合でも連勝していて、自信もついていると思います。でも、まだ成長過程にいる選手だと思うので、今回の試合でその勢いを止めてやろうと考えています。相手にとっての試練になればいいなと（笑）。

岩崎： 今回は手塚基伸選手も同じ大会で試合をしますが、彼とは最近話しましたか？

鍵山： 大阪大会の時に少し話しました。手塚くんは最近、176ジムでトレーニングを再開してから、体が本当に変わりましたね。彼の筋力も戻ってきていて、かなりいい状態だと思います。お互いに刺激し合いながら、良い試合をしたいです。

岩崎： トレーニングについてもう少し詳しく教えてください。どの部分を重点的に強化していますか？

鍵山： 打撃を強化していますね。特に、相手に逃げずに自分の距離感をしっかり保つことを意識しています。相手のペースに乗せられず、自分のリズムで戦うためには距離感が重要です。だから、どんな場面でも自分の距離を掴むことを第一に考えています。

岩崎： 相手の勢いに対して、どう戦うかがポイントですね。今回の試合に特別な思いはありますか？

鍵山： はい、今回の試合は私にとってラストチャンスだと思っています。20年近く格闘技を続けてきて、今まで何度も「これが最後かもしれない」と感じてきましたが、特に今回はその覚悟が強いです。もちろん勝てば次も考えるかもしれませんが、とにかく今回の試合に全てをかけます。

岩崎： 20年のキャリアを背負っての試合ですね。最後にファンに向けてメッセージをお願いします。

鍵山： いつも応援してくださる皆さん、本当にありがとうございます。今回の試合では、自分の全てをぶつけて、良いところを全て見せられるように戦います。これまで支えてくれた家族や仲間たちに感謝しつつ、リングで最高のパフォーマンスをお見せします。ぜひ楽しみにしていてください！