INTERVIEW
選手インタビュー
徳弘拓馬選手インタビュー:自分の弱さを克服し、成長を目指す戦いへ(2024年10月19日にGRACHAN放送局で配信済みです)
聞き手:岩崎ヒロユキ(以下、岩﨑)
ゲスト:徳弘拓馬(以下、徳弘)
岩崎: 今週のゲストは、stArt所属の徳弘拓馬選手です。初登場ですね。よろしくお願いします!
徳弘: よろしくお願いします!
岩崎: 今日は初登場ということで、これまでの試合を振り返りながら、いろいろ聞いていきたいと思います。まず、デビュー戦なんですが、デビューはGRACHANじゃなかったんですよね?
徳弘: はい、デビューはHEATでした。
岩崎: ああ、そうか。GRACHANでのデビュー戦は大阪でしたね?
徳弘: そうです、大阪での試合がGRACHANでのデビュー戦でした。
岩崎: その時の相手は誰でしたっけ?
徳弘: 有田選手ですね。
岩崎: ストライカーの有田選手ですよね。試合を振り返ってどうでしたか?
徳弘: ローキックやカーフキックを使ってくるのは予想していました。カーフキックが来ると分かっていたので、そこをどう対処するかを考えつつ、組みに行く作戦でした。ただ、試合の序盤にカーフをもらってしまって、やっぱりそれがかなり効きました。試合後も痛みが残っていて「痛えなあ」と思ってましたね。
岩崎: カーフは結構痛いですよね。
徳弘: そうですね、かなり影響が大きかったです。でも、1ラウンドでバックを取ってフィニッシュに近いところまで行ったんです。ただ、2ラウンド目は組みにこだわりすぎてしまって、その辺りが自分の反省点ですね。
岩崎: その後の試合は南選手との対戦でしたよね?
徳弘: そうです。南選手との試合では、自分の弱さが出ちゃいました。特に心の弱さが出たと感じています。焦ってしまって、冷静に戦えなかったですね。
岩崎: 心の弱さが出たというのは?
徳弘: はい。相手の強さを意識しすぎてしまって、先入観にとらわれてしまったんです。練習でやってきたことが出せなかったのが悔しいです。
岩崎: 相手の強さに先入観を持ってしまうと、それが試合に影響を与えることもありますよね。
徳弘: そうなんです。試合前に「相手が強い」と思い込んでしまうと、試合が楽しくなくなってしまうんです。自分の強みであるテイクダウンが決まらなかった時に「どうしよう」って焦ってしまって。そこで冷静さを失ったのが反省点ですね。
岩崎: でも、そういう経験が若いうちにできたのは良かったですよね。次に繋がる教訓になったんじゃないですか?
徳弘: はい、その経験は本当に良かったと思います。この前の8月の試合でも活かせましたし。強くない相手とばかりやっていると、どうしても成長が遅くなってしまいますが、若いうちに負けて学ぶことができたのは大きいです。
岩崎: 確かに、若い時の敗北はその後のキャリアにプラスになりますよね。さて、次の試合は12月22日で、長谷川選手との対戦が決まりましたね。どんな印象を持っていますか?
徳弘: 長谷川選手はフィニッシュ率100%で、3勝とも全てフィニッシュしている選手です。自分も彼との対戦は楽しみです。ただ、バックを取らせないことや、ポジションを取らせないようにしないと、相手に自分のペースに持ち込まれてしまうと思います。
岩崎: お互いグラップラー同士ということで、かなり面白い試合になりそうですね。
徳弘: そうですね。お互いどんな試合展開になるか分からないですが、楽しみな試合になると思います。
岩崎: 試合前に相手の試合映像はチェックしましたか?
徳弘: はい、映像を少しだけ見ましたが、やはり強い選手だと思いました。ただ、自分もこれから上に行くためには、そういった選手を倒さないといけないので、頑張ります。
岩崎: 最後に、GRACHAN放送局を見ているファンの皆さんに向けて自己紹介と、試合への意気込みをお願いします。
徳弘: stArt所属の徳弘拓馬です。次の試合は12月22日、長谷川選手との試合になります。お互いグラップラーなので、どうなるか分かりませんが、自分の強みを活かして戦いますので、応援よろしくお願いします!
岩崎: 今週のゲストは、徳弘拓馬選手でした。ありがとうございました!
徳弘: ありがとうございました!