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INTERVIEW

選手インタビュー

“自分のMMAを貫く”──徳弘拓馬が見据えるその先の景色(2025年5月3日にGRACHAN放送局で配信済みです)

聞き手:岩崎ヒロユキ
ゲスト:徳弘拓馬(stArt)

岩﨑: はい、今週のゲストは、徳弘拓馬選手が来てくれました。よろしくお願いします。

徳弘: よろしくお願いします。

岩﨑: まずは、前回の試合について少し振り返っていきましょう。対戦相手は…長谷川選手でしたよね?

岩﨑: はい、そうです。延長の末、判定で勝たせていただきました。

岩﨑: お疲れさまでした。では今回、田中選手との対戦が決まりましたけど、試合を組んだ側としても、正直「ちょっと早いかな」と思っていた部分もあって……。

岩﨑: うーん、そうですね…でも12月に勝ってランキングに入れてもらった時点で、次は上位の選手とやることになるだろうなと考えていました。ですので、驚きよりも「やるしかないな」という気持ちのほうが強かったですね。

岩﨑: 「次は田中選手かもしれない」と、ある程度予想もしていた?

岩﨑: はい。やっぱり上を目指す以上、自分より上の選手を倒していかないと道は開けないと思っています。そういう意味では、早めにこういう相手と当たるのはありがたいことだなと。

岩﨑: 田中選手の試合はこれまでにチェックしていますか?

岩﨑: ざっくりですが見ています。

岩﨑: グラチャン放送局で配信された映像も見ましたか?

岩﨑: はい、少しですが見ました。あと、SNSに上がっていた試合の切り抜きなども目にしました。

岩﨑: 多分、映像以上に強みがある選手だと思います。

岩﨑: やっぱり組みの強さが際立っている印象です。下からの仕掛けもあるし、決めのパターンも多いので、そういう部分はしっかり警戒していきたいです。そのうえで、自分のMMAをちゃんと出していきたいなと考えています。

岩﨑: 「ここだけは自分の方が上だ」と思う強みはどこですか?

岩﨑: バックポジションを取ってからの展開ですね。そこからのコントロールやフィニッシュは自信がありますし、自分の得意な形でもあるので、試合の中でそこに持ち込めたらと思っています。

岩﨑: この試合に向けて、特に強化しているポイントはありますか?

岩﨑: はい。師匠の日沖発先生にも常々言われているのですが、「相手に合わせるのではなく、自分の実力を高めること」を意識して練習しています。対田中選手だからどうこう、というより、自分自身の完成度を上げることに集中しています。

岩﨑: 現在22歳とのことですが、今後のキャリアについて、どういったビジョンを持っていますか?

岩﨑: まだ明確にどこって決めてるわけじゃないんですけど、大きな舞台で戦える選手になりたいですし、世界でも通用する実力を持ったファイターになりたいと思っています。今回の試合も含めて、ひとつひとつ勝っていかないとその道は開けないと思うので、まずはしっかり結果を出すことが大事ですね。

岩﨑: 例えば伊藤空也選手のように、海外に挑戦している選手もいますが、そういった姿にも刺激を受けていますか?

岩﨑: はい、すごく刺激になっています。伊藤選手や他の上位選手に追いつき、追い越すためにも、自分に足りないものを一つずつ積み上げていく必要があると感じています。

岩﨑: 小林大介選手と一緒に練習することもある?

岩﨑: 最近は少ないですが、12月の試合前は週に1〜2回ほど一緒に練習させてもらっていました。

岩﨑: 現在、よく練習している先輩選手はどなたですか?

岩﨑: トキタカさん、村本さん、三宅さん、そしてグラジエーターに出ている和田さんなどです。プロ選手との練習の中で、自分がどこまで通用するかを常に試しながらやっています。

岩﨑: 田中選手とスパーをしたことがある方は、ジム内にいますか?

岩﨑: 聞いた限りでは、いないと思います。

岩﨑: 実は今回のカード、僕もかなり楽しみにしています。

岩﨑: ありがとうございます。自分も気合い入ってます。

岩﨑: 今、うちの中で一番目立っているのは伊藤空也選手だと思いますが、バンタム級でいうとその下に続くのは徳弘選手かもしれませんね。

岩﨑: ありがとうございます。今回の結果次第では、もっと目立てるようになると思うので、しっかり勝ちたいです。

岩﨑: さて、試合の展開としてはどんな内容を想定していますか?

岩﨑: 僕もグラップリングが得意なので、そこを主導権を握る形に持ち込みたいです。でも、打撃も強化しているので、スタンドでも勝負できるようにしています。どちらでもフィニッシュを狙っていけるように準備しています。

岩﨑: 年齢を重ねる中で、自分の中に手応えや成長の実感はありますか?

岩﨑: はい。先輩方との練習の中でも、通用する部分が増えてきたと実感しています。そういった成長を、試合の中でもしっかり出したいです。

岩﨑: それでは最後に、試合への意気込みと、見てくださっている皆さんへのメッセージをお願いします。

岩﨑: 5月31日、田中選手と対戦します。しっかり一本かKOでフィニッシュを狙って戦います。この一戦は、タイトルマッチにつながる重要な試合になると思うので、ぜひ注目して応援してください。よろしくお願いします!

岩﨑: はい、本日のゲストは徳弘拓馬選手でした。ありがとうございました!

岩﨑: ありがとうございました!

岩﨑: それでは皆さん、また来週お会いしましょう。さようなら!

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