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INTERVIEW

選手インタビュー

「負けたからこそ、今がある」——金森拓也、ラーメン屋と格闘技の二刀流にかける想い(2025年5月24日にGRACHAN放送局で配信済みです)

聞き手:岩崎ヒロユキ
ゲスト:金森琢也(DOBUITA)

岩﨑: はい、今週のゲストは金森琢也選手、初登場です。よろしくお願いします!

金森: よろしくお願いします!

岩﨑: まずは前戦の勝利、おめでとうございます。

金森: ありがとうございます。やっと勝てました!

岩﨑: これで戦績は?

金森: 今、1勝2敗です。

岩﨑: 連敗中は…やっぱり辛かった?

金森: めっちゃ辛かったです。何をしてても「今、自分は2連敗中なんだよな…」って、ずっと頭から離れなくて。モヤモヤしてましたね。

岩﨑: ジムの同期たちは勝っていたりもする中で、その気持ちは重かったでしょう。

金森: そうですね。ただ、フィールドが違うとはいえ、やっぱり悔しさはありました。

岩﨑: そんな中で、長岡代表の存在って大きいと思うんだけど。めっちゃポジティブで情熱的なタイプじゃない?

金森: はい、すごく支えてもらってます。負けた後に、「自分のやりたいことと、できることは違うんだぞ」っていう言葉をもらって、それが心に残ってます。

岩﨑: 確かに。長岡さん自身も苦労の連続の中で、今も戦っている選手ですからね。

「勝ちたい」じゃない。「負けたからこそ、勝てた」前戦を振り返って

岩﨑: さて、前回の試合を振り返って、どう感じましたか?

金森: 勝ったという安心感がとにかく大きかったですね。対戦相手の松本選手は、映像で見たときは打撃が雑かなって印象だったんですけど、実際は鋭くて重かった。正直、面食らいました。

岩﨑: そこから組みにいったんだ。

金森: はい。やっぱりあの2連敗があったから冷静に対応できたと思います。逆に連勝してたら、勢いで打ち合って負けてたかもしれない。だから、2連敗も無駄じゃなかったなと。

格闘技とラーメン屋経営の両立

岩﨑: 今、ラーメン屋も経営されてますよね。練習時間の確保、大変じゃないですか?

金森: ギリギリですね(笑)。お店の営業時間をギリギリまで削って、生活できる最低限のバランスで練習しています。

岩﨑: そもそも最初は、プロを目指してたんですか?

金森: いや、全然。最初は趣味で、週1会員でちょこちょこ練習するだけ。コロナ禍で時間ができたのがきっかけで、練習量が増えて…そこからですね。「試合出てみようかな」と思って出たのがGRACHANチャレンジです。

岩﨑: 初戦の相手も強かったんじゃ?

金森: はい。田村選手っていう、コンバットレスリングでアジア3位になった方でした。

次戦に向けて——「連勝のバトンを止めたくない」

岩﨑: 次戦、増田選手との試合に向けては?

金森: 増田選手はパンチ力があるボクシングベースの選手なので、もらったら危ないですね。そこは警戒してます。

岩﨑: 仲間たちと対策は?

金森: はい、対策練習もしてもらってます。でも、ビビりすぎると自分の動きができなくなるんで、そこは気をつけます。パンチだけの勝負じゃなくて、MMAとして粘り強く戦えば勝機はあると思ってます。

岩﨑: 今回は代表の長岡さんの試合も翌日にあるんですよね?

金森: そうなんです。今、ジムでは連勝が続いてて、流れがすごく良いんです。だから、自分のところでそのバトンを止めるわけにはいかない。しっかり勝って、代表にバトンを渡したいです。

岩﨑: 最高の言葉です。では最後に一言、ファンの皆さんへ。

金森: はい、今まで支えてくれた人たち、見守ってくれた皆さんに感謝しています。今回の試合、絶対に勝って恩返ししたいと思ってます。応援よろしくお願いします!

岩﨑: ありがとうございました!
今週のゲストは金森拓也選手でした。
また来週お会いしましょう。さようなら!

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