INTERVIEW
選手インタビュー
【対談】山田哲也 × GRACHANofficial~怪我を乗り越え、確信した己の強さ。圧倒的なフィニッシュを予告~

GRACHANofficial: 本日のゲストは、ウェルター級の山田哲也選手です。よろしくお願いします。
山田哲也: よろしくお願いします。
GRACHANofficial: 山田選手、少し怪我をされていたと聞きましたが、今回は久々の出場になりますね。
山田哲也: そうですね。去年の9月末ぐらいに怪我をしてしまいまして。岩崎さんとお話するのも1年ぶりぐらいですね。
GRACHANofficial: ブランクが明けて、コンディションはいい感じに戻ってきましたか?
山田哲也: はい、ようやく動けるようになってきました。今は怪我をする前よりも調子が良いですね。
GRACHANofficial: 先日行われた大阪での林選手 vs 青木選手の試合は見ましたか?
山田哲也: もうワクワクしながら見ました。
GRACHANofficial: 山田選手としては、あの試合の予想や評価はどうでしたか?
山田哲也: 僕はフィジカルとスタミナで青木選手が勝ちきるのかなと予想していたんですが、林選手がポイントを取るのが上手かったですね。
GRACHANofficial: 林選手の方が体格は小さかったですが、上手さがありましたね。今回対戦が決まった林選手のイメージはどうですか?
山田哲也: 林選手は、試合の組み立てが緻密に上手いタイプというよりは、その場その場で対応していく選手という感じがします。
GRACHANofficial: 対応力があるということですね。
山田哲也: そうですね。あとは、向こうのジムの代表が作戦を立てるのが上手いのかもしれません。前回の試合も、3ラウンド目の途中までは青木選手がペースを握っていた気がしましたが、最後のバックのポイントが大きかった。あれで決まってしまいましたね。
GRACHANofficial: そうですね。林選手は曲者ですが、今回の試合はどんな展開になると予想しますか?
山田哲也: 試合を見ながら率直に思ったことを言っていいですか? もうこれは本心なんですけど、「自分がぶっちぎりで一番強いな」と思いました。
GRACHANofficial: なるほど(笑)。山田選手の強さは間違いないですが、やはり試合を見て確信しましたか。
山田哲也: はい。
GRACHANofficial: 今は年齢はおいくつになりましたか?
山田哲也: もうおじさんです(笑)。35歳です。デビューが16歳、戦極に出たのが18歳ですから。
GRACHANofficial: キャリアは長いですが、良い意味でスパンを空けて体を休めてこれたのが良かったのかもしれませんね。この先のビジョンなどはありますか?
山田哲也: まずはRIZINに出たいですね。チャンスがあればライト級でもウェルター級でも、どちらでも行くつもりです。
GRACHANofficial: ライト級まで落ちるんですか? 一時はウェルター級が良いと言っていましたが。
山田哲也: 全然落ちます。今は通常体重が80kgぐらいしかなくて、コンディションもバキバキに仕上がっているので。
GRACHANofficial: それはすごい。GRACHANのウェルター級選手は、頑張ればライトに落とせる体格の選手が多いですが、山田選手は身長180cmありますよね。ライト級まで落とせて動けるなら大きな武器になりますね。
山田哲也: そうですね。アジアの市場を見ると、ウェルター級やミドル級は層が薄くて、ROAD TO UFCでもウェルター級が開催されないのはそのせいだと思います。だからこそ、ウェルター級で戦える希少性も活かしつつ、ライト級も視野に入れています。
GRACHANofficial: GRACHANとしても縛るつもりはなく、ここをきっかけにチャンスを掴んでほしいと思っています。 では最後に、林戦に向けての意気込みと、林選手へのメッセージをお願いします。
山田哲也: 林選手へのメッセージですか……まあ、会ったこともないですが、正直「やったら俺の方が強いでしょ」というところはあるんで。試合は絶対に一本かKOで僕が勝ちます。よろしくお願いします。
GRACHANofficial: ありがとうございます。試合までしっかり整えてください。
山田哲也: はい、もう自信満々です。
GRACHANofficial: 今週のゲストは山田哲也選手でした。ありがとうございました。
山田哲也: ありがとうございました。



